言葉に魂を

早朝の駅。
通勤客相手に、ティッシュ配りのおねえちゃん。
疲れているのか眠たいのか、声にも張りがなく、淡々と差し出すも、受けとる人はわずか。
「おはようございます…おはようございます…」
 
通勤途中のおばちゃんがおもむろに声をかける。
「あら〜、○○さん。おはようございます〜。」
 
どうやら知り合いの様子。
すかさずおねえちゃんも返事、
「あっ!おはようございますっ♪」
いきなり1オクターブ高くなる声。スタッカートまでついちゃって元気いっぱい。

 
そのあとは、元気な声でティッシュ配りをしてました。
あの声ならたくさん受け取ってもらえるでしょう。