誤って改めざる、これを過ちといふ。

問題が起きても表面的にしか解決せず、根本がそのままなのですぐに同じ問題が現れる…。
そんな経験はおありだろうか？
恥ずかしながら、私にはある。しかもそれは今朝の出来事だ。

１週間前にある問題に直面した。その時は適切に対処し、問題を乗り越えた。そう、乗り越えたはずだった。
なぜその問題が起きたのか、実は根本に気がついていた。しかし、根本から解決するのを内心いやがっていたのだ。だから、その時の問題への対処は、その場しのぎにしかすぎなかったのだ。根本を指摘し、助けを申し出てくれる人がいたというのに、その申し出を断ったのだ。目先の都合に流されてしまったのだ。
　
そして今朝、同じ問題が起きた。原因はわかっている。今度こそ根本を解決する時だ。
先週根本を解決していれば、今日解決するときほどの苦労はしなかっただろう。あんなにまで遠く進む必要もなかっただろう。その時間を他のことに使えたことだろう。
引き延ばしがもたらした害について考えるのは辛いが、犠牲を払って根本を解決した今、心は晴れやかで足取りも軽い。また同じ問題が起こるのではないかという不安もない。すがすがしい、実にすがすがしい気分だ。
　
問題には早めに抜本的な解決を。