sweet-hunky
一回あたりたった5円で幸せになれます。
いかがですか?
しばらく前に我が家の炊飯器(1升炊き)が壊れました。
何年も使った末だから仕方ないんだけど。
まぁ、そんなわけで、まだ石川家がほんの6人家族だった頃(25年前)に買った炊飯器を、おそらく20年ぶりぐらいに引っ張りだしてきて使ってます。
いや、使ってました。
こいつも寄る年波には勝てず、炊飯中に電源が落ちる謎の症状を頻発するため、世代交代と相成りました。
母の日のプレゼントとして弟が買うことになった次第。
下調べとして価格ドットコムで売れ筋商品・満足度上位商品を見てると、4〜5万円の品がゴロゴロ出てくるじゃないの。
あぁ、きっとこういうのなら美味しいご飯が……。
そんな思いは石川家唯一の真性理系人間の弟(出資者)には通じないようで、『こんな高い炊飯器の存在意義がわからん』と宣うた。
存在意義と来ましたか。
炊飯器のレーゾンデートルと来ましたか、先生。
コホン。
よろしい。ご説明いたしましょう。
存在意義?
毎食おいしいご飯が食べられるんだよ?
毎日3回幸せになれるんだよ?
炊飯器を10年使うとすると、10952回も幸せになれるんだよ?
たとえ5万円しようと、1食あたりの値段はたった5円じゃないか。
一回あたりたった5円で幸せになれます。
いかがですか?
結局、弟が買ってきたのはお手頃価格の物でした。
1円も出資してないので、感謝しこそすれ、文句なんて言える立場じゃござんせん。
明日の朝ご飯が楽しみだ〜。