パブロフの犬

奴が迫ってくる。
 
静かに、しかし確実に。 
逃げ場はない。
 
早く進まなければ。
 
しかし思うように進めない。
 
奴が来る。
 
不浄の王が。
 
奴は僕を弄んでいる。
 
苦痛を押し殺す僕を見て哄っている。
 
だが、それももう少し。
 
もう少しで解放される。
 
もうすぐ渋滞を抜けて、トイレにたどり着く。
 
 
てなわけで、またまた神殿に来てます。今年7回目かな。
今回は朝出発の午後2時到着でした。
一晩寝たし、車でも寝たから今回こそは寝ずに儀式を受けられるはず。
そう思っていた。
思ってはいたんだが…
 
はい。バッチリ寝ました。
途中何度も弟に突っつかれたよ。
これはもはや条件反射?